*鎌取道場の例
月曜日は[基礎稽古]の日です。
○4:30〜5:30
[幼児部](年少・年中 3歳〜5歳)
1時間で1つか2つの技を教えています。
そして1週間自宅でその技を練習してもらいます。
保護者の方も見学してもらい一緒に覚えてもらっています。
ビデオ撮影している熱心な保護者もおられます。
やさしく丁寧に教えていたのですが、「赤ちゃん気分」が抜けないので最近は厳しくメリハリをつけて指導しています。
幼児だからといって
遊びのような空手はやりません。大人と同じ技を
覚えさせます。今は難しいかもしれませんが、年長さんになると、その成果が現れて強くなります。
なが〜い目で見守ってください。
○5:00〜6:00
[少年部](年長〜小6 5・6歳〜12歳)
白帯のみですが、基礎を復習したい色帯も稽古にやってきます。
1時間で3つほどの技を練習します。
それを1週間自分で復習してもらいますが、
復習をやるかやらないかで、進級に大きな差が出てきます。
夏休みの宿題と同じで確実にやっていかないと最後で泣きを見ます。頑張る子は3カ月で
進級しますが、遅い子は2年位かかっています。
白帯の基礎稽古は文字通り「
基礎固め」であり(卍固めではありません)、
当道場では非常に重視しています。
百点満点に近いくらい基礎ができないと、進級させません。
本物の基礎ができるまでジックリと稽古してもらいます。妥協なしです。
親の顔色は窺いません。
その過程で、
集中力、我慢力、忍耐力、規律礼儀が自然に身に付きます。
他道場との大きな違いだと思っています。
○7:00〜8:40
[一般部](中学生〜女性、壮年)
白帯中心の基礎稽古ですが、色帯の女性や年配の方も参加しています。
とにかく基礎稽古を徹底的に反復練習します。
健康志向のクラスですが、
盛り上がってくると、1000本以上の基礎稽古をやることもあります。
皆さん結構楽しんで稽古しています。
わきあいあいとした雰囲気ですが、
そこは社会人であるため、自然と
規律ある雰囲気になっていきます。
会社の社長さん、大学の先生、主婦の方、消防士さん、農協職員さん、行政書士さん
歯医者さん、警視庁の警察官、若い女性、そのほか色々な方が汗にまみれて
稽古に励んでいます。
「ふつーの人より心身ともに強くなりましょう!それが生活
していく上での自信になりますよ。」
「極真の黒帯を取りましょう!子や孫に自慢できますよ。」
極真の黒帯は海外に出るとその評価の高さに驚かされます。
日本人ならば生涯に何かひとつ武道を修めていただければと思っています。
「極真の BLACK=BELT」は、下手な勲章よりよほど価値があると思います。